お年寄に聞いた話
2005年 07月 04日
「ムー」が まだ幼い頃、仲の好い幼馴染がいた。
その子の家は、祖父母と両親、それから姉、兄とその子の7人が同居していた。
「ムー」が小さかったせいか、古いながらも その時代にしては 大きな家だったと記憶している。
初めてその子の家に 遊びに行ったときのことである。
母親がいつもと違う聞き慣れない言葉で友達のことを呼んだ。。。。。
「ムー」は なんのことかさっぱりで きょとんとしていた。
しばらくして 友達が戻って来た時に
「なぁなぁ、○○ってなになん??」と質問した。
友達は「ん?あぁ~あれな。。。俺の名前。俺、韓国人やからな、日本の名前と韓国の名前、2つあるねん。」と自慢気に答えた。
幼い「ムー」は 日本には日本人、アメリカにはアメリカ人しか住んでいないと 思っていたので 韓国人の友達が日本に住んでるのが不思議で不思議でしょうがなかったww
また 「外国人」というのが こんなに身近にいるということで 自分自身 誇らしく思えたwww
「外国人」を実際に 見たこともなければ 会ったこともなかったものでwwww
その友達とは 仲が良かったので その家には何度も遊びに行った記憶がある。
子供同士では 国籍なんてのは 何の関係もないものだ♪
ところがある日、その子の家で遊んでるときに その子のじいちゃんに質問してしまったのだ!
今、思えば なんてことを聞いたんだ!と 大変失礼な質問だったwww
「なぁ、じいちゃん。じいちゃんらは 韓国人やろ?なんで日本に住んでるん?」と・・・・・・・・
じいちゃんは、自分の孫を呼びつけ、遊びに来ていた「ムー」たちを全員集めて 自分の前に正座させた。
「あんな、じいちゃんらが日本に住んでるのはな、昔、戦争があってやな。。。。。。」
いつも無口なじいちゃんが 朝鮮訛りの大きな声で 語り始めた。
要約すると こういうことだ。
日本が朝鮮を侵略して来て植民地にし、その後、太平洋戦争が勃発。
戦争で日本の若い人たちは兵隊に取られ、武器などを造るための労働力が必要となり、朝鮮から無理やり連れて来られたと・・・・・・
当時の朝鮮半島は 日本の植民地。
朝鮮人は、日本語教育を受けさせられ、強制労働を強いられ、まるで奴隷のような扱いだ。。
北朝鮮が 「日本は戦時中、何万人という朝鮮人を拉致したではないか!」と主張したことについて
ある番組で 論議されていたが、年輩の政治評論家のコメンテーターの1人が こう言った。
「当時の韓国は、侵略戦争により日本の植民地で日本だったんだ!!日本に強制連行されても「拉致」には 当たらない!」と主張していた。
なんとも 身勝手な主張だww
侵略戦争、強制連行・・・・・・・それを認めた時点で あんた、 アウトだよ?www
さて、じいさんの話に戻そうww
最初、興味無さ気に聞いていた他の子たちも
「嫌やって言うたら良かってん」 「どうやって来たん?家族は?」「ばあちゃんと どうやって知り合ったん?」と質問しだした。
じいちゃんは 朝鮮の○○(←忘れたww)ってとこに住んでたらしいんだけど、ある日 日本軍が攻め込んできて 家も何もかも 焼き払らわれたと語った。
大家族だったらしいが ほとんどが 殺されたと言っていた。
「今(当時)は、韓国に姉が1人いてるだけ」 と聞かされたのを覚えている。
どのように日本に連れて来られたかというと、ある日、トラックが数台連なって じいちゃんの村に来たらしい。
そして 男と女を分けて トラックの荷台に詰め込まれたとのこと。
じいちゃんが トラックに乗せられたとき、すでに 何人もの男が荷台に乗せられていたらしい。
ぎゅうぎゅうの荷台で苦しそうにしていると、港に着いて 船に乗せ代えられ、着いた先が日本だったらしい。
「嫌やって言うたら良かってん」の質問には
「日本の兵隊に逆らえるかい!逆らったら すぐ殺されるんやぞ!」と 怒鳴られたような気がする。
怒ると 非情に怖い じいちゃんだったww
怒ると 訳のわからないことを言っていたが 今 思えば 朝鮮語だったのだろうwww
じいちゃんは 日本兵のやりたい放題の行為を いろいろ話してくれた。
「きれいな女の人は連れ去られて 兵隊たちに無茶苦茶されるねん。」
「無茶苦茶されたら どうなるん??」
「途中で 舌を噛み切って死んだ女もいれば、キチガイになって暴れる女もおったな・・・・・そんな奴は 鉄砲で バーン!!やけどな。」
この出来事は あまりにも幼いときのことなので その時は 気にも留めなかった。
今思えば これが 従軍慰安婦問題なのかも知れない。
占領下において あまりにも非人道的行為である。
日本が国家として認めない訳も なんとなく理解できるような気がする・・・・・・
現在のイラクで 米兵が好き勝手すると大問題になるのと同じなのだろう。
次回は 元日本兵、朝鮮、中国に駐在したじいちゃんから聞いた話をします。
その子の家は、祖父母と両親、それから姉、兄とその子の7人が同居していた。
「ムー」が小さかったせいか、古いながらも その時代にしては 大きな家だったと記憶している。
初めてその子の家に 遊びに行ったときのことである。
母親がいつもと違う聞き慣れない言葉で友達のことを呼んだ。。。。。
「ムー」は なんのことかさっぱりで きょとんとしていた。
しばらくして 友達が戻って来た時に
「なぁなぁ、○○ってなになん??」と質問した。
友達は「ん?あぁ~あれな。。。俺の名前。俺、韓国人やからな、日本の名前と韓国の名前、2つあるねん。」と自慢気に答えた。
幼い「ムー」は 日本には日本人、アメリカにはアメリカ人しか住んでいないと 思っていたので 韓国人の友達が日本に住んでるのが不思議で不思議でしょうがなかったww
また 「外国人」というのが こんなに身近にいるということで 自分自身 誇らしく思えたwww
「外国人」を実際に 見たこともなければ 会ったこともなかったものでwwww
その友達とは 仲が良かったので その家には何度も遊びに行った記憶がある。
子供同士では 国籍なんてのは 何の関係もないものだ♪
ところがある日、その子の家で遊んでるときに その子のじいちゃんに質問してしまったのだ!
今、思えば なんてことを聞いたんだ!と 大変失礼な質問だったwww
「なぁ、じいちゃん。じいちゃんらは 韓国人やろ?なんで日本に住んでるん?」と・・・・・・・・
じいちゃんは、自分の孫を呼びつけ、遊びに来ていた「ムー」たちを全員集めて 自分の前に正座させた。
「あんな、じいちゃんらが日本に住んでるのはな、昔、戦争があってやな。。。。。。」
いつも無口なじいちゃんが 朝鮮訛りの大きな声で 語り始めた。
要約すると こういうことだ。
日本が朝鮮を侵略して来て植民地にし、その後、太平洋戦争が勃発。
戦争で日本の若い人たちは兵隊に取られ、武器などを造るための労働力が必要となり、朝鮮から無理やり連れて来られたと・・・・・・
当時の朝鮮半島は 日本の植民地。
朝鮮人は、日本語教育を受けさせられ、強制労働を強いられ、まるで奴隷のような扱いだ。。
北朝鮮が 「日本は戦時中、何万人という朝鮮人を拉致したではないか!」と主張したことについて
ある番組で 論議されていたが、年輩の政治評論家のコメンテーターの1人が こう言った。
「当時の韓国は、侵略戦争により日本の植民地で日本だったんだ!!日本に強制連行されても「拉致」には 当たらない!」と主張していた。
なんとも 身勝手な主張だww
侵略戦争、強制連行・・・・・・・それを認めた時点で あんた、 アウトだよ?www
さて、じいさんの話に戻そうww
最初、興味無さ気に聞いていた他の子たちも
「嫌やって言うたら良かってん」 「どうやって来たん?家族は?」「ばあちゃんと どうやって知り合ったん?」と質問しだした。
じいちゃんは 朝鮮の○○(←忘れたww)ってとこに住んでたらしいんだけど、ある日 日本軍が攻め込んできて 家も何もかも 焼き払らわれたと語った。
大家族だったらしいが ほとんどが 殺されたと言っていた。
「今(当時)は、韓国に姉が1人いてるだけ」 と聞かされたのを覚えている。
どのように日本に連れて来られたかというと、ある日、トラックが数台連なって じいちゃんの村に来たらしい。
そして 男と女を分けて トラックの荷台に詰め込まれたとのこと。
じいちゃんが トラックに乗せられたとき、すでに 何人もの男が荷台に乗せられていたらしい。
ぎゅうぎゅうの荷台で苦しそうにしていると、港に着いて 船に乗せ代えられ、着いた先が日本だったらしい。
「嫌やって言うたら良かってん」の質問には
「日本の兵隊に逆らえるかい!逆らったら すぐ殺されるんやぞ!」と 怒鳴られたような気がする。
怒ると 非情に怖い じいちゃんだったww
怒ると 訳のわからないことを言っていたが 今 思えば 朝鮮語だったのだろうwww
じいちゃんは 日本兵のやりたい放題の行為を いろいろ話してくれた。
「きれいな女の人は連れ去られて 兵隊たちに無茶苦茶されるねん。」
「無茶苦茶されたら どうなるん??」
「途中で 舌を噛み切って死んだ女もいれば、キチガイになって暴れる女もおったな・・・・・そんな奴は 鉄砲で バーン!!やけどな。」
この出来事は あまりにも幼いときのことなので その時は 気にも留めなかった。
今思えば これが 従軍慰安婦問題なのかも知れない。
占領下において あまりにも非人道的行為である。
日本が国家として認めない訳も なんとなく理解できるような気がする・・・・・・
現在のイラクで 米兵が好き勝手すると大問題になるのと同じなのだろう。
次回は 元日本兵、朝鮮、中国に駐在したじいちゃんから聞いた話をします。
by sakura_fub
| 2005-07-04 13:43
| 教育